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2011年5月30日月曜日

女の子で一杯

いま住んでいる醜悪な外見のアパートに越してきて2年半をこえた。その購入の経緯を思い出すと今でも腹が立ってくる。しかし、ここに越してきて確実に良かったことがいくつもある。その一つが、何人もの気持ちのよい人たちと出会え、友人になれたことだ。なぜか女性ばかり。


今日も朝のエレベーターで、4歳くらいの女の子に、「こんにちわ!」と挨拶された。元気が出る。僕たちが使うエレベーターで出会う子どものうち、女の子は5人で、男の子は1人だけ。これまた、どういう訳だろうか。神様は、人生で出会う男女比に釣り合いをとらせようとしているのかもしれない。それならば、もっと若い時に前倒しして欲しかったところだが、まぁこの歳になってからのバランシングも悪くない。


http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif


北からの風が強い中を勤め先に出た。マスクをしている人は殆ど見かけない。職場では、「放射能の影響についての説明会」なるものを、何と原子力安全委員会から人を招いて6月中旬にやるとの通知がまわっていた。呆れて何も言う気がしなくなる。

2011年5月29日日曜日

更に憂鬱になった五月

一ヶ月更新しなかった。
311以来の気が滅入る事態が解決していく展望が見えないためだ。被災地の人々の生活復興の目処も一体どうなっているのか。


今日の「東京新聞」は、タービン建屋や原子炉建屋などの地下に溜まっている膨大な高濃度放射性物質を含む汚染水の水位が、地下水を上回り外部に染み出す恐れが高まっていると報じている。


どこに読者がいるのか分からないようなこのブログでも、知り合いへの近況報告にはなるので続けてきた。しかし、不特定多数の人にも公開している以上は、悪口や愚痴は書きたくない。できることなら愉快なこと、楽しいこと、人と分かち合いたい嬉しい経験を書きたい。この一ヶ月、そうしたことがなかった訳ではない。書く気にならなかったのは、ぼくが落込んで鬱々としていたためだろう。


中旬、気分転換のために群馬と長野の間の山に行った。この4月は花見をする気分にならず、例年連休には出かけていた三冨の雑木林にも行かなかった。山に出かけ、半月遅れで芽吹きと新緑を楽しんだ。


鎌倉は由比ケ浜に、おととし開店したコスパが良くて有名なイタ飯屋がある。月末には、遠路出かけて久しぶりで外でおいしい料理を堪能した。序でに40数年ぶりに見た円覚寺の山門も良かった。
こんな結構なことができているのだから、憂鬱になったりすると罰が当たるというものだろう。